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求道者

先日発売された「ビジュアルクラシック gift~音の贈りもの」で、記事を書いたライターさんは金聖響さんを「作曲家を前に手を合わせ続ける求道者」と評しました。

作曲家が残した音楽をいかに忠実に再現するか。
そしてその音楽を、どうやったら一人でも多くの人に聴いてもらえるか。

この雑誌をはじめとするインタビュー記事とか、ブログを読んでいていつも、彼はそのことをストイックに追い続け、考えているんだろうなぁ、と感じます。
そしてコンサートに行ったら、「この曲はこんなに素晴らしいんですよ。こんな素晴らしい曲を残してくれた作曲家って、凄いでしょ?」と強烈に訴えかけてきて下さるので、それを全身全霊で受けとめて、快感を覚えるワケです。
そんなことの繰り返しで、どんどん深みにハマっていってしまって、今現在こうなってしまっているワケなのですが(笑)。

他の音楽家と比べてもマスメディアへの露出が多かったり、雑誌のインタビューなどで耳に優しくないことを口にしたり……ということで、批判する方も中にはおられるようですが……。
コンサートを開くにしても、CDを出すにしても、プロモーション活動というのは必須ですし。
彼がそういった所に登場する最大の理由は「一人でも多くの人に音楽を聴いてほしい」と願っているからだと思いますし。
ファンにしてみましたら、そのお姿を目にする機会も増える、ということでまさに一石二鳥なので、むしろ歓迎したいと思います。

映画に出たのも、先日からテレビやラジオ、雑誌への露出が相次いだのも。
そういう意図があってのことなんだろうなぁ、と思います。

って、何故そんなことを改めて語っているかといえば、その聖響さんがご自身のブログにそういったことを書いておられたから、なんですけれど(笑)。
↓こちら、興味のある方はコピペで行ってみて下さいませ。
http://blog.eplus.co.jp/seikyo/2005-12-20
先日の神奈フィルのコンサート、聴きに行かれた多くの方が感激して、感動しておられたようなのですが、空席も目立っていたようなのですね。こんなことを考えたのは、それも理由の一つでしょうか?とか、穿った見方をしてしまったりもするのですが(汗;)。

一人でも多くの人に、コンサートに足を運んでもらいたい。

そんなお考えに少しでもお力添えができたら……と、私も友人知人に“布教活動”をしたり、こんなネット世界の辺境で愛を叫んでみたりしているのですけれど(笑)。
こいつがこんなに騒ぐ指揮者って、どんな人間や?と一人でも多くの方が興味を持って下さって。
一歩踏み込んで、その音楽に触れ、コンサートに行くきっかけになれたら、ファンとしてこれほど嬉しいことはないなぁ、と思います。

そういえば、先日の聖響さん&神奈川フィルさんのコンサート評も発見しました。
こちらです↓。
http://classic-japan.cocolog-nifty.com/sokuhyo/
て、某音楽ライター様のブログで見つけて、引っ張ってきただけなのですが(汗;)。
こちらも、コピペで行ってみて下さいませ。
あの演奏は、コンマスの協力があってこそ、との評に改めて「石田さん、ありがとう!」と心から思う、今ではすっかり聖様ファンになっているワタクシでございました。

話が前後しますが、その聖響さんの記事。
PSとして、「お話会」企画のことが書かれていました。
不定期で、音楽仲間などと一緒に近況報告とか、業界裏話とか、いろいろ聞ける企画を考え中なのだとか。
くぅぅ、行きたいっ!!!
でも、東京オンリーだったら、全部行くのはムリ(涙)。
頼むから、大阪でもやって下さい!とか。
国試に向けての試験や、学校行事とかぶらないようにして下さい!とか。
相変わらず勝手なことを思ってしまいます(笑)。

<以下、追記>
今夜、NHK-FMでベストオブクラシックを聴きました。
4日連続投稿で、3日連続でそれぞれ指揮者&オケが違っていて特色の違うベト7を聴きました。
とても楽しかったです♪
やっぱり、クラシックって面白いです。同じ音符を再現していても、指揮者やオケが違うと音色が全然違うんですもの。
というわけで、ちょっと興奮気味で感想を書いております。
Music別館 Allegro con brioをご覧下さいませ。

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コメント

お邪魔いたします。
今朝の通勤時に聖さまの記事をチェックして、「お話会」のところで“うぐぐ~”と声にならない声を出していたワタクシです(笑)
またまた思う事は同じでございますね。東京だけじゃなくて、大阪以西の地域でも布教活動(笑)をしていただきたいです。
小さめのホールは、大阪ならいくつあるか、何て考えていたら、乗り換え駅で降りるのを忘れそうになってました(^^;

コンサート評、私も読みましたよ。悔しいっすね、聴きたかったですね。

投稿: つと | 2005.12.20 23:15

聖響さんのブログを拝読しました。
理想と現実のハザマで少し苦しんでおられるのかな・・・・と感じました。

聖響さんの演奏表現に賛否あるのはご存知の通り。。朝日カルチャーで「否定からは何も生まれない・・・」と話されたのが耳に残ります。
音楽は聴き手の気分や体調、嗜好によって大きく評価が分かれるもの。音楽に携わる者が避けては通れない道です。

でも 以前結月さまが「ロック」と評されたように聖響さんの音はなかなかに刺激的です。クラシック音楽界はとてもとても古い体質で いつまでたっても師弟、というか徒弟のような「楽歴」がついてまわります。多くの人に「聴いて欲しい」と思って工夫(メディア利用など)する聖響さんの姿勢を快く思わない先生方も少なくないわけで・・。何というか、クラシックは高尚なものでありつづけるべきだ、みたいな空気。
「巨匠」型の演奏が耳慣れていることも事実ですし。「よく見える席」を選ぶファンの存在もまた彼の評価を厳しいものにしている(ヤキモチじゃん)のかも、とも思います。とにかく新しいこと、変わったことをするのがなかなか受け容れられない。それに・・・聖響さんの思う音を出せるオケが必要です。協力的なコンマスは必須です。・・・下野さんがうらやましい。

音大の改革でさえ大変です。音楽関係への就職割合が厳しいうえ、子供が減り、志願者も減っていくのに昔のままの感覚。音楽家だってカスミを食べて生きられるわけではないのです。いろいろな形で聴衆を増やさねば クラシックは化石になりかねない。変化をおそれるな~といいたい。  

・・・この辺でやめときます。オバサンは熱く語らないほうがいい。。
長文お許しあれ。

投稿: miltan | 2005.12.21 00:00

つとさん

いらっしゃいませ。
電車の乗り換えは大丈夫でしたか?(笑)

またまた思う事は同じでございましたか。大阪で、聖様が「お話会」を開催できそうな小さなホール、いくつくらいあるのでしょう?
岡山にも、ちょうど良さげな小さいホール、街中にたくさんあるんですよねぇ……なんて、ついつい考えてしまいます。
来年はモーツァルトシリーズなどなどで、大阪に来られる機会も多いですし。そのついでに、1~2回ほど……なんてことになってくれれば嬉しいなぁ、と思います。

投稿: 結月秋絵 | 2005.12.21 21:27

miltan様

仰るとおり、現実と理想の狭間で、何かと思い悩むこともおありなのでしょう。>聖様
自分の中に確固たる哲学や、高い理想を持っている方だからこそ、そのギャップもはっきりと見えてしまうのかなぁなんてことを、勝手に思ってしまいます。

業界のことはよくわかりませんが、クラシックに限らず、何事も。古い体質というのは、いい面も悪い面も、両方持ち合わせていると思うのです。
デビューして間もない頃は特に、誰の弟子だ、という楽歴が有効な場合もあると思いますし。

クラシックの裾野を広げよう、という活動は聖響さんに限らず、小澤征爾さんとか、佐渡裕さんとか、さまざまな方が実践しておられますよね。それを快く思わない方も少なからずいると思いますが、裾野を広げていく活動は必須だと思いますし、賛同する音楽家も多いはず(と思いたいです)ですし、少しずつでも実を結んでいくような気がします。
聖響さんもきっと、どんなに抵抗があっても、今の自分にできる限りの、彼なりのやり方を見つけて実践していかれるのだろうと思います。

でも時に行き詰ったり、思い悩んだり、立ち止まったりすることもあると思うので。
「応援してますよ~」という声を少しでも、お届けしたいと思うのです。

>「よく見える席」を選ぶファンの存在
につきましては、ごめんなさい。
私は批判する権利を持ちません。
そして耳が痛いです(苦笑)。
来年のモーツァルトシリーズ、指揮者真正面の、まさに最も「よく見える席」を真っ先に4公演とも確保してしまった身でございますゆえ……。
演奏をじっくり聴きたい。でも、振っているお姿も見たい、という両方を追求する結果、ステージ後方の席とか、アリーナ席でも前の方を選んでしまうのです(滝汗;)。

いろいろと書いて下さったことで考えたことや、思う事はたくさんあるのですけれど。
全てを語ったらmiltan様の何倍、という勢いで長くなってしまいそうなので、これくらいで止めておこうと思います。
どうかご了承下さいませ。

投稿: 結月秋絵 | 2005.12.21 22:43

昨夜は興奮して‘熱く語り’失礼しました。
実は聖響さんのブログを読んだのは朝で、一日中モヤモヤと考えておったのです。

で 昨日は三月の‘響きの森’の発売日。
もちろん 「よく見える席」を選びましたとも!!! かぶりつきですよ、もう。
いいじゃん 好きなものは 好きなんだから~ (勉強中の娘たちは真ん中辺で聴かせますが・・母の言い訳)

あの~蒸し返すようで申し訳ないのですが。。16日のみなとみらいに空席が目立ったのは設定的に仕方ないんじゃないかな・・と思ってます。忘年会シーズンの金曜夜に横浜って・・キビシイ。どなたかも書いてらしたけど都心から横浜ってちょっと旅気分ですから・・・。

さぁ 明日からはテニプリモードに突入しますよ~(*^^*)v 

投稿: miltan | 2005.12.21 23:41

miltan様

いえいえ、気にしないで下さいませ。
私も20日の朝、聖響さんのブログを読んでから、1日いろいろと考えてしまいましたので。
実は、聖様のブログにコメント入れるのにも、2~3時間くらい書いては直し、書いては直しを繰り返して、結局ああなってしまった、という(笑)。

3月の響きの森、聴きに行かれるのですね。
確か、シャブリエの「狂詩曲スペイン」を演るんですよね。この曲、中学時代に初めて出演した吹奏楽コンクールの自由曲で演奏して、初めて経験する8分の3拍子+ヘミオラに手こずって、1点差で中国大会を逃したという懐かしの&思い出の1曲です。あれを聖響さんが振る、ということで聴きに行きたいのですが……さすがに東京はムリですね(苦笑)。
どうぞ指揮も、音楽も、丸ごと堪能してきて下さいませ。そして、また感動を少し分けていただけたら嬉しいです。

PS
テニプリモード、楽しんでおられますか?

投稿: 結月秋絵 | 2005.12.22 17:20

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