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人体の不思議展

今日は、学校のクラスメイトや友人と一緒に、人体の不思議展を見に行きました。
1年生から2年の中期までかけて、解剖学を学んできて。ビデオや写真や模式図で見ることはあっても、実際の人体を前にすることはなかったので。ちょうど地元で開催される、ということで勉強を兼ねて行ってきました。

一応、解剖学は一通り学び終えているので、骨格はもちろんのこと、筋も臓器も神経も血管も。どこに何があるか、頭の中に入ってます。
そして実際に人体を前にして。頭の中にある知識と、目の前にある標本を照合しながら見せていただきました。
椎間孔から出てきた神経が、どう吻合して分かれていくか、とか。
正中矢状断面や水平面、前額面で切断したらどう見えるか、とか。
血管の走行、神経の走行、筋の走行や付着部などなど、本当にいい勉強になりました。

会場で、去年骨系と消化器・呼吸器・泌尿器系の解剖学を教えて下さった先生が解説係として白衣を着てうろうろなさっていたので、声をかけてお話させていただきまして。
その先生に言わせれば、やはり実際に献体にメスを入れて、自分で皮膚や筋を一つ一つめくっていって、観察するのが本当は一番良くて。展示されている標本も、解剖学者の立場から言わせてもらえば不満点はある。
けれど、それができる人というのは医学部・歯学部の学生や学者に限られているんですよね。私も、一応医療系専門学校の学生ではありますが、メスを手にすることは許されていません。でも実際に献体を見ておく必要もある、ということで解剖学実習の授業はあるのですが、そこで見られるのは医学部・歯学部の学生が解剖した後の献体であって、筋や神経が切断されてしまっていたりするそうです。
でも、こういう展示会があると、そういった医療系専門学校に通っている学生にとっては、ある程度完全な形をした現物を見るいい機会になる。
そして、一般の方にとっては、自分の体のことを知るいい機会になる、というワケです。

百聞は一見に如かず、とよく言われますけれど。
やはり、実際に見てみるとより理解が深まりました。解剖学を全て学んだ上で見ているので、何も知らずに見るよりもずっと、得られたものが大きかったように思います。
また、解説係として回っておられたのが知っている先生だった、ということもあって質問もしやすかったので、ラッキーでございました。
それほど広くない会場だったのですけれど、じっくりしっかり見て回っていたので、2時間は軽く経過してました。

会場内では、脳年齢や骨密度を調べるコーナーもありまして。
この機会に……と調べてもらいました。
骨密度はちとヤバめ、だったのですが(汗;)、脳年齢は実年齢より若かったですv(^^)v。

この人体の不思議展。
健常な臓器もあれば、病変を起こした臓器も展示されていました。
中でも一番印象に残ったのが、肺。
タバコを吸わず普通に生活していても、例えば排気ガスや細かい埃などを吸って、それらが沈着して、だんだん黒くなっていくんですね、健常な人でも。
でも、都会で暮らせば排気ガスや粉塵の量も多いので、より黒くなる。
加えてタバコを吸ってしまえば……もう真っ黒です。
そりゃ、これだけ変性を起こしてしまったら、がんになる確率が何倍にもなるのは当然かも、と思いました。
喫煙される方、身近に喫煙者がいらっしゃる方、お気をつけ下さいませ。

<以下、追記>
今夜、NHKのBS2でN響による第九演奏会の様子が放送されました。
聴きながら感想書きましたので、よろしければMusic別館 Allegro con brioをご覧下さいませ。

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コメント

お邪魔いたします。
“人体の不思議展”今年、近くに来た時に私も行ってきました。一人で行ったので、骨密度は測らなかったですけど。
こんなものが自分の中身で、もちろん、ダーリンズの中身でもあるのか、、、などと訳の分からない事を考えながら見てました(汗)

先の記事に対してのコメントもこちらですみませんが、clef殿の占い、ウケてしまいました(笑)

投稿: つと | 2005.12.18 00:34

いらっしゃいませ、つとさん♪

人体の不思議展、ご覧になったのですね。
そうなんですよ~。アレが、つとさんやダーリンズの中身なのです。
オーケストラを自在に操るしなやかな聖様の指は、前腕にあれだけの細かい筋があって、それに指令を出す神経と、栄養する血管が通っていて、付着する骨があるから、あんな風に動くのね、と。
私も解剖学を勉強しながら思いましたです(笑)。

clefクンの占いにも、ウケていただけて光栄です。
うちのclefが勝手にそちらの文章を拝借してしまって、申し訳ないです。

投稿: 結月秋絵 | 2005.12.18 19:50

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