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日曜音楽館

金聖響さんが4月17日のブログにて、『としみゆかりの日曜音楽館』にゲスト出演した、と書いておられまして。
放送日はいつ?と思っていたのですけれど。
ラジオって収録されたらすぐに放送日が来たりするので、ひょっとして、今日?
と思いまして、ラジオの前でスタンバっておりました。

私の勘は当たってましたっ!!
今日のゲストは、今最も注目を集める若手実力派の指揮者、金聖響さんでした♪

以前はベートーヴェンさんのお話だったんですけれど。
今朝は、今年シリーズで取り上げるモーツァルトさんのお話が中心でした。

ラジオ聞き逃した!とか。
電波拾えない!(涙)、という方が多いかと思いますので、ちょっと詳しくお話しますと。

・今年はモーツァルト生誕250年ということで、お祝いする、という気持ちがあるかどうか。
という質問をされて、
「いっつもお祝いしてますよ。演奏するたびにお祝いしてます」
というお答えでした。
250年経っても、自分たちがモーツァルトの話をしている、というのが凄いな、と思っている。
ってことも仰ってました。
だけど、「毎年モーツァルトは結構取り上げさせてもらっているので、別に今年に限ったわけじゃないんですけど」ということで、「あまり変わらない」のだとか。

・モーツァルトさんは、楽譜に書かれていないことがとても多い。
演奏する側は結構ビビるんだそうです。
聖響さん:「楽譜見て、ようわからんのですよ。意味わからないですよ」
(笑)
楽譜がとてもシンプルで、ミスしたら目立つし、どう演奏していいのか迷う部分があるのだとか。
というのは、楽譜に書かれていないことの方が多いから、なのだとか。
「これは書かなくてもわかるだろう」
とか
「とりあえずこれだけ書いておいて、あとは現場で書き足そう」
なんてことが、結構あったそうで。
映画『アマデウス』で、彼の作曲風景とか、サリエリさんが楽譜を見て「全く書き直しをしていない!」と驚くシーンが出てきます。それを覚えておられる方も多いと思うのですが、そんなお話が出ました。

……電話して訊きたくなるんでしょうか、やっぱり(笑)。
「あのー、楽譜にはこう書いてるんですけど、どうなんすか?」って。

なんてことを話して、1曲。
モーツァルト作曲の『ディヴェルティメント 変ロ長調 K.137』
より第1楽章。
演奏はイ・ムジチ合奏団でした。

この曲、聖響さんが「ウィーン行かな!」と思うきっかけになった曲だったそうで。
大学を卒業して、大学院に入った23歳の時。
いろいろな演奏を聴く中で出会ったのが、シャンドルウェグ指揮&ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団による演奏で。
そのCDに収録されていた演奏は、まさに楽譜に書かれていないことがふんだんに盛り込まれていたということで、衝撃を受けたのだそうです。
楽譜を買って、読みながら聴いて、何故楽譜に書いていないのにこういう演奏をするのかな、と思ったそうで。
「これはアメリカで勉強してもダメだ」と。「ウィーン行かなあかん」と、直結したそうです。

・モーツァルトさんが35歳で亡くなった、ということについて。
モーツァルトは35歳で亡くなるまでの間に、626の曲を書いていたわけでして。
しかも、どの曲も完成度が高くて、素晴らしい曲の数々で、全てを知っていたはずだと。
それを思えば、彼の年齢を追い越した自分は「若手実力派と言われるのは嬉しいけれど、若手ってどうやねん?」とフクザツに思うこともあるんだろうなぁ、と。お話伺っていて思いました。

・オール・モーツァルト・プログラムで伝えたいこと。
「モーツァルトの音楽だけでなく、19世紀以前の音楽というのは、一つ一つにメッセージが込められているんではないか」と聖響さんは考えておられるそうで。
楽譜と向き合うことによって得られた「ネタ」(笑)を、モーツァルトさんが楽譜に書いた本質を捉えて汲み取って、観客に届けたい。
のだそうです。

あと3週後に迫った、モーツァルト・シリーズ。
楽しみでございます♪
私、モーツァルトさんの曲って、生で聴くと心地よくて寝てしまうことが多いので(汗;)。
聖響さん:「寝ないように」
心して聴きたいと思います(笑)。
指揮者真正面の席で、堂々と寝るわけにはいきませんから(笑)。

<以下、追記>
この番組を聴いた後、NHK-FMで「20世紀の名演奏」を聴きました。
若き日の岩城宏之さんの演奏を、ということでいろいろと聴くことができました。
Music別館 Allegro con brioに感想を書きましたので、よろしければご覧下さいませ。

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コメント

ラジオ聴きたいなぁと思っていたので詳しく教えて下さってありがとうございます!
モーツァルトってやっぱり癒されるというか眠くなりますよねぇ~。昨夜一瞬危なかったです(汗)。どーーしてもシンフォニーのシリーズ行きたくなりました。でも5月は、こどもの日、8,9日、23日のシエナさんと続いているので最後の11月にしようかと・・・。我が家にも「この胸・・・」DVD届いているのですが忙しくてまだ開封もしておりません。楽しみにゆっくり拝見しようと思います。某(最近の流行?)アリーナのイベントDVDは、購入しようと決心したときには2万セット完売でした!!

投稿: masumi | 2006.04.23 17:12

>masumiさん♪

ラジオレポ、一部ではありますが喜んでいただけて良かったです(^^)。
来月は聖さま強化月間なのですね、素晴らしいですわ♪ 正直、羨ましいです。
「EROICA」はもちろんなのですが、9日の「浄夜」が聴きたいんですよねぇ。聖響さんが「大好きな曲」って仰ってたので。
「この愛」のDVDも楽しんで下さいませ。映画をご覧になっていないのでしたら、先に映画を見て、それから特典ディスクを見ることをオススメします(^^)。

にしましても。
某イベントDVD、完売したのですね。
さすがでございます。。。

投稿: 結月秋絵 | 2006.04.23 21:41

こんばんは~♪
行っちゃいました、紀尾井ホール☆
正直言って あの咳の状態ではやめるべきだったのですが、大大大好きなホールで聖響さんがすぐそこにいる(家から歩いて5分)のに我慢はできず・・。
燕尾服でした!!あぁ神様ありがとう。。
・・でも三宅島専売の厚手マスク姿で手元には二枚重ねのタオル。咳き込みそうになるとタオルで押さえつけてなんとか堪える。。なんて状況では音に集中するのは無理ってもんです。
誰か先に咳き込んでくれ~と本気で祈っちゃったもん・・
演奏が終わってホッとした。。あぁ迷惑かけずに済んだ、って。でも息を止めている時間が長くフラフラ~紀尾井坂をまさに転げるようにして帰宅しました。
でもね 意識が遠くなる狭間で聴こえる音はなんとも美しくて あぁ来てよかったぁ~でした。
DVDも無事入手しました。最高です(*^^*)
・・・つとさま達にお会いできなかったのが残念。。  

投稿: miltan | 2006.04.23 22:59

お邪魔しますです。
聴けなかった、ラジオ。。。
一応は関西圏のくせに、
家にいてもAM入らないし。

こちらで私信すみません。
miltanさ~ん、、、残念です。
休憩中と終演後に、
ロビーでキャイキャイしてたんですけど(^^;

投稿: つと | 2006.04.24 21:33

>miltanさん♪

体の具合はいかがですか?
家の近くにあるホールに聖響さんが来る!となると、這ってでも行くわ!というお気持ちは、とてもよくわかります。。。
燕尾服で出てこられたのは、きっとそんなmiltanさんへのご褒美だったのですわ(^^)。
(大阪3連戦の後で、スーツのクリーニングが間に合わなかったんすか?と、不謹慎ながら思ってしまったのですが/汗;)

演奏中、気が気ではなかったこととお察ししますが、
>意識が遠くなる狭間で聴こえる音はなんとも美しくて
というのは、とてもよくわかります(笑)。
DVDでもコンサートでも、燕尾服の聖響さんを堪能できて、良うございました(^^)。

投稿: 結月秋絵 | 2006.04.24 22:12

>つとさん♪

おこしやすぅ(^^)。
ラジオ、聴けなかったのですね。
あの時間にネットに繋いでおられたので、てっきり聴いておられたものと……。

私信はどうぞ、お気になさらず(^^)。
同じ聖さまを愛する者同士、交流の場にしていただけたら嬉しゅうございます♪

投稿: 結月秋絵 | 2006.04.24 22:18

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