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古典芸能に触れる その1

過去日記になってしまいますが。
先週は古典芸能に触れる週でした。

まず、木曜日。
松竹の傘下であることを生かして(?)MOVIXが上映してくれる、シネマ歌舞伎を見に、地元の映画館へGO!
前にも中村座の「法界坊」を見に行ったんですが、今回は歌舞伎座さよなら公演の中から2本上映されておりまして。
1本目は、坂東玉三郎さん主演による「蜘蛛の拍子舞」
2本目は、中村勘三郎さんと坂東三津五郎さんによる「身替座禅」
でした。
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/12/

まずは「蜘蛛の拍子舞」
玉三郎さんの舞が、本当に美しくて素晴らしいのです♪
このお話、源頼光とその家臣の四天王たちによる土蜘蛛退治の物語でして。最初は美しい白拍子の姿で出てきた玉三郎さんが、恐ろしい蜘蛛の精へと変化する様子とか、本当に見事でした。
玉三郎さんが演じるのは蜘蛛の精なので、何度も何度も千筋の糸を繰り出して源頼光たちを苦しめるわけなんですが。それが凄く綺麗にパーッ!と開くんですよ。あれ、開かれるたびに手繰り寄せる後見さんも、綺麗に開くように糸を玉にしていくスタッフさんも、大変だろうなぁ。なんて、妙なことに感心してしまったりして(汗;)

途中で蜘蛛の着ぐるみを着て大立ち回りを演じるシーンもありまして。まさか、蜘蛛が見得を切るとは思いませんでした(笑)
そして源頼光さんも、熱を出してる割には白拍子の妻菊さんと一緒に拍子舞を踊る……とか、元気やん!?と思わずツッコミ入れたりして(汗;)

アクション担当(?)の役者さん達が、御所の廊下から地面へと飛び込み前転で転がり落ちたり、派手な立ち回りがあったり……と、舞の美しさもさることながら、アクションシーンも満載で楽しませていただきました♪

そして「身替座禅」
このお話、映画館でもらったチラシで読んだ時にどこかで見たような話だなぁ、と思っておりましたら。やはり、狂言の大曲「花子」を歌舞伎仕立てにしたものなのだそうです。

もともとが喜劇なので、笑いどころ満載なんですよね、このお話(^^)
監視の目が厳しい正妻を振りきって、何とか愛人の所へ行こうとする夫とか。
身替りを頼まれたものの、正妻に見抜かれて脅されちゃう哀れな太郎冠者さんとか。
浮かれ気分で愛人との逢瀬を語る夫に、衾の下で怒りに震える正妻とか。
まぁ、他人事だから笑って済まされるんですけどね(笑)

狂言では語りで進められる部分が、唄と舞になっていたり。
途中で、舞台の奥にズラリと三味線&唄の皆さんが登場したり。
狂言との違いも楽しめて、面白かったです♪

この「シネマ歌舞伎」
通常の映画よりも若干お値段高めなんですけど、劇場で撮影されたものが見られるということで、とても見応えがあります。
さすがに歌舞伎座に足しげく通える場所に住んでいるわけでもないので、劇場に足を運んだことはないんですけれど。でも、劇場だと多分遠目にしか見られない細かい指の動きとか、役者さんの表情とか。映画だとアップで見られるので、かなり楽しめます(^^)

ていうか、秋に上映されることが決まっているらしい、次の演目。
「大江戸りびんぐでっど」
……面白そうなんだけど(笑)
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/13/

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